要約

  • 新型コロナウイルスは目の粘膜である「結膜」に感染する可能性があります。

  • 新型コロナウイルスに関連する結膜炎の頻度は高くないものの、重症化しやすい患者さんの初期症状として出現することがあり注意が必要です。

  • ウイルスの飛沫感染・接触感染を予防するために、頻回の手洗いとアルコール消毒を心がけましょう。

1. はじめに

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が世界中で続いています。新型コロナウイルスは口や鼻の粘膜から感染しますが、目の粘膜である「結膜」からもウイルスが侵入する可能性が指摘されていま...

1.     日本での感染の状況

 日本では、1月15日に最初の国内症例の報告が確認されました。その後、1月中に12例が報告されるようになりました。そのうちの9例は、全て武漢市に関連した症例でした。残りの3例は、国内で感染したものと考えられました。その頃は、まだ呼吸器内科診療でも対岸の火事のような感覚で深刻に考えていなかった記憶があります。

2月1日には、擬似症サーベイランスから、指定感染症に変更され届出の形式が変わり、2月3日には、ダイアモンドクルーズ号が日本へ帰港しています。また、武漢市からの...

これまでのところ、神経疾患を有する患者さんが、COVID19に罹患しやすいとは言われていないようです。ただ、ステロイドや免疫抑制剤の使用(重症筋無力症、多発性硬化症、筋炎などの免疫疾患)は、重症化のリスクのひとつと言われているので、これらの薬剤を飲まれている患者さんは、より一層の注意が必要と勧告されています。日本神経学会から具体的なQ and Aがあります。

https://www.neurology-jp.org/covid/20200330_01.html

日本では、緊急の処置が必要ではない、安定した慢性期の患者さんには、電話診療で...

COVID19と妊産婦(2020年4月27日版)

妊産婦さんも、COVID19はとても心配されていると思います。​

現状では、まとまった資料は少なく、分からないことだらけなのですが、日本語の資料も少しですがあります。​Web資料としては、厚生労働省と日本産科婦人科学会が出しております。​http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=10​

未だ妊産婦への影響、胎児、新生児への影響が分からないこともあり、不妊治療を専門とする、日本生殖医学会は4月1日に声明を出して...

日本の大学病院で内科医として勤務をし、2014年よりモントリオールで医療臨床研究に携わっております。自らが患者として、また幼児の親としてみたモントリオール医療事情について報告致します。

日本の医療事情を皆さんはどう感じているでしょうか?日本にいるときは、あまり考えたこともないかもしれません。あのお医者さんは腕がいい、優しい、あの病院は待ち時間が短い、長い、などでしょうか?日本では、受診する科は患者さん本人が選び、受診する病院、クリニック(開業医)も患者さんが選びます。困ったときにはすぐに受診できるシステムは安心ですが、必ずしも受診が必...

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