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Montreal生活に必要な諸手続き

モントリオールアカデミー会の有志メンバーによる情報です。誤った情報もある可能性がありますが、ご了承ください。また新規情報があればいつでも情報提供をお願いいたします。

Daycare

デイケアとは日本の保育園のことです。公立のデイケア(CPE)、プライベートのデイケア、ホームデイケアがあります。いずれもLaplace 0-5 (https://www.laplace0-5.com/in/faces/homeInBook.xhtml)で検索、登録が可能です。

 CPEは政府が管轄しており保育料は7ドル/日と安価です。しかし、多くの人が申し込むため、入るのに2年待ちという所がほとんどです。入園を希望される方は留学が決まった時点で登録するのがよいと思います。ちなみに、現地の方は妊娠が分かった時点で登録するようです。なお、デイケア関係者の紹介があったり、兄弟がすでにCPEに通っている場合は待ち時間が短くなることがあるそうです。

 プライベートのデイケア、ホームデイケア(自宅を保育所として使用)は個人により運営され、数が多いですが、保育料は30ドル/日以上と高額です。各デイケアによって教育方針や環境が異なるため、知り合いから情報を得たり、実際に見学にいくのがよいと思います。空きがあれば申請後(電話可)にすぐに入園できます。保育料が7ドル/日以上で150日以上通園する場合は、政府にtax returnを申請できます。各保育園で申請書類がもらえます。Tax credit rateは収入により26-75%と幅があります。

                                     情報更新日 2016年1月 田中先生

 

 

Kindergarten

Kindergartenとは小学校に入る1学年前、つまり日本でいう幼稚園での年長さんの時に通うところです。因みにこちらの新学期は9月はじまりであり学年を敢えて落とすことも可能です。

 

通園を希望の場合は、園内での使用言語を検討の上、

お近くのEnglish Montreal School Board(EMSB)で登録をします。

(http://www.emsb.qc.ca/emsb_en/index_en.asp参照)

園内での使用言語は具体的にはフランス語と英語の割合であり、現地メインではフランス語の割合が高く、移民メインでは英語の割合が高いようです。

詳細に関しては各Kindergartenに問い合わせるか、もしくは上記EMSBに問い合わせるか、詳しい日本人に尋ねるかで調べます。

通園場所に関しては希望のKindergartenが学区外、つまり通園バスの圏外からでも可能です。

因みにダウンタウン周辺の英語メインのKindergartenとしては、

・Bancroft

・Carlyle

・Westmount park school

あたりです(確かCarlyleのKindergartenは英語とフランス語が半々、Elementaryから英語70%、フランス語30%だった気もします・・)。

因みに希望の学校があれば事前に見学も可能ですので、各学校に個人的に問い合わせた方が良いです。

 

EMSBに登録時に必要なものは、家族の戸籍謄本の英語版(翻訳は在モントリオール総領事館などで可)、子供の出生証明書(英語)、SIN、VISAなどがあればよかったと思います。

School

お子様の学校は皆さま心配になりますね。まずは、EMSBにおける小学校、ハイスクール(日本の中学、高校)の地図 を見てみましょう。

ケベック州では、1977年に制定された「フランス語法」(101号法)により、すべての子供は高等学校終了まで、原則としてフランス語で教育を受けなければならないと定められている。英語で教育を受けるためには、上記法令に定める「資格<eligibility>」の条件を満たさなければならないが、外国籍を持つ短期滞在者の子弟は、「一時的許可<temporary authorization>」によって、英語で教育を受けることができる。普通、日本から研究ビザ、就労ビザ等でケベック州に短期滞在する子弟が相当する。 公的にはケベック州は就学ビザがケベック州移民局のCAQ(Quebec Acceptance Certificate) とカナダ政府のstudy permitの2種類存在しており、現地校通学のためには公式的にはこれら両方の取得が必要である。現地校入学の手続きは、EMSB (English Montreal School Board):モントリオール英語教育委員会を通じて行う。

EMSBのホームページ (https://www.emsb.qc.ca/)

現地校入学に関する公式手続きとしては、EMSBと連絡をとり、CAQおよびstudy permitが取得のためのletterを書いてもらい、CAQおよびstudy permitを取得し、EMSBにて登録後に、学区の学校での入学手続きを行うという過程になる。

 具体的には、保護者は質問表を記載しEMSBに送付する( intstudent@emsb.qc.ca )。EMSBからLetter for CAQ、study permitをもらい、その後、ケベック州移民局からCAQ、カナダ政府からstudy permitを取得するための手続きを行う。これらはオンラインでapplyすることが可能である(参照1)。

 ただし、CAQおよびstudy permitには保護者のwork permitが必要であり、study permitにはCAQが必要である。つまり、手順としては、保護者のwork permit→CAQ→study permitとなる。ケベック州移民局からCAQが発行されれば、CAQ、子供の出生証明書(英語またはフランス語)、学校に通学する期間の費用に十分な小切手あるいはmoney orderをEMSBに持参することで、EMSBに登録され、English schoolに通学することができるようになる。しかし、この手順を行うには、時間と手間が相当かかる。

 

参照1:

・CAQを申請する際のケベック州移民局のwebページ

(http://www.immigration-quebec.gouv.qc.ca/en/electronic-services/caq-electronic/index.html)

・study permitを申請する際のカナダ政府のwebページ

(http://www.cic.gc.ca/english/study/index.asp)

 

 公式的には、上記手続きなのだが、少なくとも小学校入学に関して、必要とされる書類はVisitor's visaのみで、保護者がWork permitで入国している場合、CAQおよびstudy permitは必ずしも必要ではない。そうすると問題になるのが、子供がカナダ入国時にstudy permitを求められるかどうかであるが、少なくとも小学校のstudy permitがなくて入国できなかったということはない (2023年4月現在)そのため、少なくとも小学校に関しては、CAQおよびstudy permitは必要ではなく、必要書類としては、1:出生証明書(モントリオール領事館で発行してもらう)、2:保護者のwork permit、3:住所の証明(銀行や携帯電話会社などからの手紙など住所が確認できる書類)、4:(Medicare) である。また(学校によっては)日本での予防接種歴が必要とされることがあるため、英訳された予防接種歴をあらかじめ準備しておくのがよい。(小切手およびmoney orderは求められなかった。)               

 手続きとしては、EMSBに連絡、appointmentをとり、上記必要書類を持って、子供とEMSBを訪れる。そうすると、その場でEMSBに登録してもらえる。後日通学予定の学校を訪れ、小学校で入学手続きを行えばよい。また、後日、English Eligibility (English schoolに通学できる証明書)が、EMSBから自宅に送付されてくるが、これは学校に提出する必要がある。(これらは、2015年の時点であり、CAQおよびstudy permitに関してはEMSBに確認して下さい)

 また、中にはEMSBにも行かずに直接学校に赴き、そこで手続きを全て完了したという人もおり、色々な方法があると思われる。

場所

English Montreal School Board(EMSB)
住所 6000 Fielding,Montreal H3X 1T4 
メトロ Villa Mariaよりバス 66番103番、Snowdonから51 番、Guy-Concordiaから バス66 番West
TEL 514-483-7200 
ここの121号が窓口。駐車場もある。

注)モントリオール島の西部にお住いの場合は、違うSchool Boardになります。

Lester B.Pearson School Board (LBPSB)

http://www.lbpsb.qc.ca/eng/home.asp  


住所 1925 Brookdale Avenue,Dorval H9P 2Y7 
TEL 514-422-3000 

  • 現地校(公立)Elementary School

EMSBの管轄下にある小学校は40あるが、うち9つがEnglish core programを提供している。

English Core Programとはいえ、全ての授業が英語で行われるわけではなく、68%が英語、残りはフランス語である。もし、フランス語を学ばせたければ、Extended French Program ( Bilingual Program : Grade 6まで英語・フランス語が50・50%、French Immersion Program フランス語が68%、英語はGrade 3以上で導入される)もある。住所に応じて、通学可能な小学校が決まっており、EMSBのHPで校区を確認できるが、少し分かりづらい。EMSBにメールをすると教えてくれる。

intstudent@emsb.qc.ca

上記小学校のうち、English Programがある小学校は、Carlyle, Coronation, Dalkeith, Elizabeth Ballantyne, Edward Murphy, Hampstead, Nesbitt, Parkdale, Westmount Park、学校名をクリックすると、校区が分かる。

 

■費用:公立であれば、授業料は無料、教材費 100ドル、Lunch Supervision fee 200ドル/年間(学校により異なるかもしれない)

■スケジュール:学期の開始は9月、6月末から8月末は夏休み(4月−8月生まれの子は日本の学年より1学年あがる

学校によるかもしれないが、授業は8時開始、14時20分終了、その後希望者は18時までday care (日本でいう学童保育:有料)が利用できる。午前中にスナックタイム、午後にはランチタイムがあり、食事は持っていかせる。有料でランチを購入することもできる。

■新学年前(9月)に年間の必要物品を持っていく。必要物品リストは学期前に配布され、8月にはwalmartやBureau en Grosなどの店舗で物品セールが始まる。下記、必要物品リストの1例。

 

■服装:学校による? Westmount Park Schoolでは、White top/Blue Bottom と決まっており、ジーンズは駄目。ただし、日本ほど厳しくはない。

■スクールバス:小学校の送迎は保護者による送迎あるいはスクールバスによる送迎のいずれかになる。スクールバスはその学校ではなく、EMSBが管理をしている。入学時にschool busが必要だと学校側に伝えることで、スクールバスに登録される。費用は無料。自宅の近くの場所で送迎のピックアップをしてもらえるため、大変便利である。スクールバス登録には、学校から近すぎると適応されないことがあるが、(Pre-Kindergarten, Kindergartenは0.6km以上、Elementaryは1.4mk以上離れている場合と規定されている)バスの空き状況により変わるらしい。ただし、学区外からの通学はスクールバスで利用できないので注意が必要。

 

  • 現地校(公立)High School (Grade 7-11)

 EMSBの管轄下に13のhigh schoolがある。

在モントリオール総領事館のスクールリスト(幼稚園から高校までリストされています。)

 (https://www.montreal.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular/kyoiku_jijo.html)

                                    情報更新日 2016年1月 桑原先生

(追記)2019年6月 羽田先生より

多くの日本人子女が通うEMSB系列のWestmount Park Elementary School ですが、2019年9月からの2年間、改装となるため学校が北校(Marymount High Schoolの一部を使用)と南校(休校していた St. John Bosco Elementary Schoolを利用)に分かれます。居住区域で学校が分かれるのと、Westmountの中心部に住んでも小学校が遠くなりますので、ご注意下さい。(スクールバスはあります)

 

School(高校)

 

ケベック州では、小学校6年、高校5年、CEGEP2年(https://ja.wikipedia.org/wiki/シージェップ)と続く。

高校編入のシステムは上記のEMSB登録と重なっており、同じ場所でできる。

通学できる学校はEMSBの担当者が勝手にその場で割り振る。(小学校は大丈夫なようだが、)高校の場合その学校が学期途中で一杯だと他の学校へ割り振られることもある。(私の場合はWestmount High School と Marymount Academy High Schoolの両方を(ラッキーにも)事前に見学できたため、規模の小さいMarymountに行かせたいとその場で依頼したら、OKをもらえた)

当日でも後日でも通学予定の学校に子供と行くと8ページ程度の質問票の記載を求められる(基本情報、連絡先、子供の特徴(得手不得手、アピールポイントなど)、選択授業で何を選ぶかなど)。ついでに年間の費用(300~400CAD程度:2018年は350$)を支払う。(現金またはデビットカードなどで、例えいつ入学しても年間一律料金のよう)

小学校と違い、日本の中学校からもらった英文成績表の提出を求められた。(出席日数などが書かれていたり、先生からの推薦文があるとよりよいらしいが、なくても大丈夫のよう)(どこの学校も事務員は不機嫌なようだ)

 

高校の場合、EMSB管轄のいくつかの学校の留学生を集めた日帰り旅行を留学生担当の先生が月に1回程度開催してくれる(参加は自由)

 

通学定期は学校から通学の証明書をもらい、写真付きOPUSカードを購入する。チャージは毎月か4か月分を選択できる。毎月の場合、月末の数日間に翌月のチャージが可能になる。(日本と違い、OPUSカードで、メトロとバスが自由に乗れるため、週末も含め、定期で市内どこにでも行けてしまう)

 

モントリオールの小学校を卒業して高校へ進学する場合、自分からEMSBに出向かないと受けてもらえないようだ。卒業近い春になったら、小学校の先生に一度聞いてみた方がいい。

 

以下、Marymountの情報

高校は日本の大学のように、教室移動があり、クラス単位での行動はほとんどない。そのため、毎日10分程度クラスミーティングがあるが、クラスメートという意識は薄く、担任も特に何もしていない(らしい)。常に同じメンバーで授業を受けるわけでは無いため、友人が作りづらい。選択授業を希望しても満席であると、他に勝手に割り振られる。(しかも翌年も同じ選択授業になりうるため、変更希望ならきちんと言わないといけないらしい)。

途中入学の場合、個々人の授業予定を決める担当者がおり、常勤ではないため、その人が子供の予定表を決めると通学が可能になる。そのため、通学可能になるまで電話を待つ必要があり、電話がきた時には「明日から通学してね」という感じになる。(それまでに制服を準備できたらしておく)授業サイクルは9日制度であり、(小学校は日本と同様に曜日決め)毎日受付に今日はDay7などと書かれている。

 

制服に関して。上は白のワイシャツ、学校カラーのネクタイ、下は黒いズボンまたはスカートと決まりがあるが、かなりラフな生徒も学校ではみられる。

学校所定の制服は一ヶ所でしか売っておらず、Triangulum Uniforms (1440 Antonio –Barbeau, Montréal, QC)に行く。(かなり遠い、アクセスも不便、行く前にお店がやっているか電話確認を!)(http://www.triangulumuniforms.com/en/)

お店には各校の制服が並べられており、学校名を言うとすぐに出してくれる。サイズが余っていれば試着も可能。制服以外にも運動着も購入する。9月ごろは品薄なため、注文に行って再度受け取りに行くという手間がかかる。(7月中旬に各学校での販売もある)

 

テストと成績に関して。定期テスト期間は長く、テスト以外通学不要のため、6月はほとんど通学していなかった。

テストには辞書持参可能だが、電子辞書や携帯電話は不可。数学のテストでは電卓も持参可能(携帯は不可)。また、理系のテストではオレンジシートの制度があり、規定のオレンジシートには公式などを記入して持ち込んでよい。

テスト結果で落第も有り得るが、落第科目のみを、夏休み期間にある補講を受けると進級可能になる。成績は出席や態度、宿題なども加味してくれている様子。英語のテストの成績は散々だったようだが、宿題よく頑張ったと成績コメントに書かれていた。

​Japanese education

​日本の教科書は、領事館で申請すれば無償で貰えます。https://www.montreal.ca.emb-japan.go.jp/jp/consular/textbook.html

 

モントリオール日本語補習校 https://www.hoshuko.ca/home


場所 Trafalgar School for Girlsを土曜日のみ借りている。 

授業日数:年間40日(基本的に毎週土曜日)帰国後正式な就学履歴としてはみなされない(現地校の就学が相当)。日本での一週間の授業分を、土曜日に1日かけて学習するため、毎週宿題があり、また当番、委員会等の仕事があり保護者の協力が必要不可欠。

授業時間:9時開始、15:30終了

費用:入学金:$150 授業料: $1496 (2015年度)/年(4分割で支払う)      

副教材費:$90

情報更新日 2016年1月 桑原先生

モントリオール日本語センター https://japanesecenter.com/

幼児部(年少、年中、年長)、児童・中高等部(小1から高校3年まで)、成人クラスの3部構成。

授業は毎週土曜日の午前中。保護者が家庭で日本語サポートを行い、センター運営に協力できることを必須条件とする。

海外通信教育、オンライン家庭教師 https://kikokulabo.com/

土曜日にスポーツ、習い事等がある方にはおすすめです。

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